菊地家の家づくり②ワクワクしながら考える
「自分たちの住まいを創ること」
これについては、10年前に夫と出会い、
その後一緒に暮らし始めたころから、
「あーでもない、こーでもない」とおもしろ可笑しく、
なんともワクワクしながら、いろんなイメージを膨らませていた。
まだ予算も場所も決まってない、なんの具体性もないときに、
この「イメージをワクワク膨らませること」
が一番なんの悩みもないし純粋に「楽しい!!」と思える時間だと思うので、
これから家を作ろうかなーとぼーんやり考えている人にも、
「どんな住まいに住みたいか」それをただワクワクしながら考えること。
オススメします。
あの楽しさが私と夫がこれからやろうとしている家づくりに対してのパワーの一番下の土台になっている。(と私は感じている。)
そして、単純にタダでワクワクできる最高の時間だったなーと思う。笑
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ちなみに10年前から今までに出てきたキーワード
・半農半X(自給と現金収入を得るためのナリワイ(X)を組み合わせた生き方)
「あの人に聞いてみよう!」№2-半農半X提唱者 塩見直紀先生 「農はセンス・オブ・ワンダーが取り戻せる」|えと菜園コトモファーム|note
・プライベート空間を保ちながら共同生活できるようなコミュニティハウス
(なんかアフリカの民族の村がすごく素敵な土壁のお家でいいなぁと思ったんだけど、画像出てこず)
・モバイルハウス
・スモールハウス(極小ハウス)
yadokari.net
・大草原の小さな家(私が小さい頃から大好きな物語)
・パーマカルチャー
・セルフビルドの家づくり(夫のお父さんが大工さんだったので)
・ヤギを飼う(単純に可愛いし、草を食べてくれる)
・はちみつ大好きだから養蜂やってはちみつとる
・薪小屋作って薪ストーブ!
・果物の木を植えたり、米や野菜を作りたい
・素材から関わる家づくり
と、いわゆる「半自給自足?的な暮らし」とできるだけ「自分たちもものづくりとして関わる」といったところなのでしょうか。
そんなことをできる住まいをいつかつくりたいね、と話していました。
あと、なんというか、「身の丈にあった暮らし」を楽しめる家づくりがしたいと思っていました。
住む場所も特にこだわりもなかったし決まってなかったので、
田舎暮らしに憧れ、移住も本気で考えていたこともありました。(今はもう考えてないですが)
実際にこの辺りは、
ここからの予算的なことと私達の技術的なことと労力的なところで、
どこまで実現できるかは未知数ですが、夢だけは大きく。笑
小さい頃から団地住まいだった私は、
住宅販売のチラシを眺めながら
「ここは私の部屋でー、ここは妹の部屋。
お庭にはワンちゃんのおうちがあって、大きな木が生えていて果物がなるの♪」
なんて感じで一人で妄想してワクワクしていたけど、
本当に今回の家づくりもその延長なのかも。
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ちなみに10年前の夫(その頃は結婚してなかったけど)は広告業界にフリーランスという立場で身を置いていた。
さてこれからどうしようかと考えていた時だったのだと思う。
もちろん林業に携わるなんてことは全く想像もしていなかった。
私もベネズエラから帰ってきて、逆カルチャーショックの時期。
(ラテン社会に適応した逆カルチャーショックでした。しばらく日本の社会に適応できずにうだうだしていたな。笑)
無職だったり(笑)、パートしてみたり、とにかく確実なものは何もなかった。
ただ、楽しい人生を送れる環境を自分で創り出したいと思っていた。
そんな私達が始めた同棲生活ではある意味なんの制約もなかった。
だから一層その「ワクワク妄想タイム」は、
単なる妄想ではなく、確実に未来のビジョンにつながっていったと今はおもえます。
今もなんのできる根拠もないけど(もちろんお金もない。笑)
楽しいことを妄想するのはタダでできる私の趣味でもあります。
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最近は、私達の家づくりも少しずつ色々なことが具体的に動き始めています。
今は自由に妄想する時間は過ぎ去り、
やりたいことを叶えるための代償として、
業界を知らずに「自分たちの家づくりをしたい!」と
住宅業界にズブッと首を突っ込んでみた私たちには、
色々な壁がズドーン、ズドーン、と立ちはだかっているのだけど(笑)
それを「楽しく冷静に乗り越える」という「ゲーム的な感覚」に
いかに持っていくかという新しいフェーズに入ってきているのを感じる毎日。
また具体的なことも少しずつお伝えしてきますねー!